ニュースリリース
闯贵贰スチール株式会社
超大入热溶接用高强度钢板が第5回ものづくり日本大赏の経済产业大臣赏を受赏
当社は「超高层ビルの安全性と経済性向上に贡献する超大入热溶接用高强度钢板の开発」の功績により、第5回ものづくり日本大賞の経済産業大臣賞を受賞し、9月19日にザ?プリンス パークタワー東京(東京?港区)にて表彰式が行われました。当社の経済産業大臣賞受賞は、第3回、第4回に続いて3回連続となりました。
ものづくり日本大赏は平成17年に创设された表彰であり、豊かな国民生活の形成に大きく贡献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくために、製造?生产现场の中核を担っている中坚人材や今后を担う若手人材など「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に优秀と认められる人材等を表彰する制度です。
1. | 受赏件名: |
超高层ビルの安全性と経済性向上に贡献する超大入热溶接用高强度钢板の开発 |
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2. | 受赏理由: |
今回の受赏は、超大入热溶接施工による溶接部の材质劣化を防止することで、超高层ビルの高い耐震安全性の确保と経済性向上の両立を実现した革新的な高强度钢板の开発が高く评価されたものです。 |
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3. | 受赏者: |
大森 章夫 当社 スチール研究所 钢材研究部 主任研究员(开発リーダー)を代表とするグループ |
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4. | 开発の概要: |
建筑物の高层化に伴い、鉄骨构造における四面ボックス柱には厚肉?高强度の钢材が使用され、また、耐震安全性向上のため、溶接部の高靭性化が强く求められています。しかし、四面ボックス柱の溶接组立を効率化する大入热溶接を适用した场合、従来の高强度钢では溶接部の靭性低下が避けられず、経済性と安全性の両立が困难でした。 |
そこで当社は、优れた溶接部靱性と良好な溶接施工性を併せ持つ超大入热溶接用高强度钢板の开発を行いました。具体的には、オンライン加速冷却装置Super-OLAC®(*1)を活用した製造プロセス技术により、溶接部靭性劣化の原因となる合金元素を用いずに高强度化を実现し、さらに、微量添加元素の最适利用技术(*2)により、溶接热影响部の材质変化を防止するなど、复合技术を组み合わせることにより、超大入热溶接部の靱性向上と高强度化の両立に成功しました。
今回受赏対象となった超大入热溶接用高强度钢板は、2003年より东日本製鉄所京浜地区にて本格的に生产を开始し、多くの超高层ビルに使用されています。
また、当社弓削佳徳を代表とするグループによるLP鋼板(*3)の製造技術開発が評価され、「鋼构造物の環境負荷軽減に貢献する長さ方向に厚みを変化させた厚钢板製造技術の開発」で同大賞の優秀賞を受賞しました。
(*1) Super-OLAC®: | |
高冷却速度、高精度冷却机能を有するオンライン加速冷却设备。 闯贵贰スチールのナンバーワン先端技术。 |
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(*2) | 微量添加元素の最适利用: |
重量比で数辫辫尘~0.1%程度といったごく微量の添加で効果を有する元素(マイクロアロイ)を用いた材料设计技术。 | |
(*3) | LP鋼板:(Longitudinally Profiled) |
长手方向に板厚を変化させた高机能钢板。船舶や桥梁等の钢构造物の板継ぎ溶接部を省くことが可能であり、构造物全体の施工工数削减や构造の简素化、軽量化を可能とする。 |
<本开発钢适用物件の例>
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